のんびりFXをしたいなら、スワップポイントをメインに稼ごう

FXは外貨を安く買い、買った外貨が高くなったら売って利益を得ることを目的とした取引ですが、この為替レートの価格差以外でもFXので利益を得られる方法があるのをご存知でしょうか？

それは「スワップポイント」を狙っての取引となります。

それでは、この「スワップポイント」について、3つのポイントからご紹介したいと思います。

まず、1つめは「スワップポイント」とは、どのようなものなのでしょうか？

「スワップポイント」とはFXで得られる利益のひとつで、2つの通貨の金利差のことを表します。

通貨にはその国がそれぞれ定めた金利がありますよね。

金利は変動しますが、例えば日本では金利は年0.5％とすると、1年間保有すると0.5％の利子が付きます。

ところが日本は超低金利の国なので、米ドルの金利なら2.0％、ユーロは4.0％、豪ドルは7.25％、そして南アフリカのランドの金利はとても高金利でなんと11.5％となります。

米ドルと日本円との金利差は1.5％で、100万円で1万ドルを買う「1万ドルの買いポジション」を1年間維持すると、金利差の15,000円を受け取れることになるのです。

2つめは、スワップポイントはレバレッジの倍数だけ金利も増大するということです。

レバレッジは少ない資金でも最大25倍までの取金引ができるFXならではの特徴です。

このレバレッジを効かせることでスワップポイントは何倍にもすることができるのです。

ただし、レバレッジを高くすればするほどハイリスクハイリターンになりますので、FX初心者の方はレバレッジは3〜5倍程度に抑えておいた方が無難でしょう。

3つめは、スワップポイントは「金利の低い通貨→金利の高い通貨」でしか得られないことに注意が必要となります。

日本はかなりの低金利国なので、FXで外貨の買いポジションを持っているだけでもスワップポイントが入ってくるため、円高の時に高金利の通貨を買い、円安でこれを売れば、スワップポイントと為替差益の両方を得ることもできます。

また、長期でポジションを持っている場合は、円高などで為替差損を出してもスワップポイントの利益である程度カバーすることができるのもメリットでしょう。

このように、FXでのんびり取引したいのであれば、スワップポイントをメインに稼ぐことがおすすめの方法となるでしょう。