一度読めばまるわかり!FX用語集
スリッページ
スリッページとは、注文時に指定したレートと実際に約定したレートとの間に生じた乖離(かいり)のことをいいます。
スリッページは、FXトレーダーにとっては「注文した価格と約定した価格がずれることで不利なレートで購入してしまう」というデメリットとなります。
例えば、取引画面では1ドル95.555円のタイミングで買い注文したにも関わらず、実際に約定したレートは95.565円である場合など、単純な時差でなく注文時のレートと約定後のレートに差が発生する現象です。
スリッページの対策としては、注文時にスリッページの限度幅をあらかじめ設定することのほか、重要な指標の発表時や月曜日や休日の朝など、相場が荒れている時の取引を避ける事です。
また、FXでは注文時のレートで約定することができたり、スリッページが少ないことを「約定率(力)が高い」と表現しています。
FX初心者はトレードに慣れるまでは、なるべく約定率の高い会社を選ぶと良いでしょう。