一度読めばまるわかり!FX用語集
指値注文
指値注文とは、「自分が納得できる価格をあらかじめ指定し、指定した為替レート(値段)まで上がったら自動的に注文が確定する」注文方法をいいます。
指値注文の活用方法はいろいろあり得ます。
たとえば現在価格100円のドルに対してレートが下がる予想を立て、現在価格より1円安い買い指値注文を指定・約定し、今度はレートが上がり始めると予想して102円で売り指値注文を指定・約定することができれば、3円の利益を確保することになります。
買い指値注文でも売り指値注文でも希望の売買金額をあらかじめ指定することできるため、納得した値段で取引することができます。。
これが「指値注文」の特徴です。
この指値注文は為替の動向を逐次チェックし続けなくても、希望の売買金額に達すれば自動で約定されます。
ですから、パソコンの前などで為替の動きをチェック・注文する時間がない場合に非常に便利となっています。
指値注文を行う場合の注意事項としては、為替相場が希望したレートに達しない限り売買は成立しないため、注文時点での為替レートとかけ離れれば離れるほど注文が成立しない可能性が高くなることです。
売買の成立を優先させる場合、注文時点のレートに近い水準での指値の方が約定の確率が高くなります。
売買注文をスピーディーに進めることを望む場合には、希望金額だけでなく売買成立の優先度を鑑みて、指値を決定することが望ましいでしょう。