原理は意外にカンタン?FXの仕組みって?
‟FX“と聞くと、「何だか難しそうだなぁ」と思われる方も多いかもしれませんが、FXの原理は意外にカンタンなので、FXをはじめようか迷われている方も心配いりません。
それでは、FXのしくみについてカンタンにご紹介したいと思います。
まず、FXは「市場」という概念市場で行われるものということです。
一般的に上場された株式などは東京証券取引所や大阪証券取引所などの特定の市場(マーケット)で行われていますが、FXなど外国為替取引は特定の場所や建物の中で行われているわけではなく、電話や電子機器など(わかりやすく言えばインターネット)を通じて相対で取引している概念市場で行われているのです。
さて、FXはドルなどの外貨を「売り」「買い」することで利益を得るというしくみになります。
例えば、海外へ行く場合には日本円をその国の通貨に両替し、日本に帰ってきたら現地で使っていた外貨を日本円に両替し直しますよね?
これがFXでいう「売り」「買い」、ということになり、海外へ行く前、帰ってきた後の両替レートの差額がFXでの「利益(儲け)」というしくみとなるわけです。
では、具体的な金額を例にもう少し見ていきましょう。
「1ドル100円の時に買った通貨が、次の日に110円になっていたら?」
この場合、100円だった1ドルが110円になったわけですから、10円分の価値が上がった(儲けた)ことになりますよね。
「逆に、1ドル90円に下がっていたら?」
この場合は、100円だった1ドルが90円になって10円分の価値が下がってしまった(損をした)ことになります。
日本円が安いときに外貨を買い、高くなったら外貨を売り、逆に、日本円が高いときに売って、円安になったら買い戻しても利益を得ることができます。
つまりFXで利益を得るには売買時の為替レート、つまり売買のタイミングが重要となるのです。
このように、FXは「外貨を売ったり買ったりして利益を得る」ただそれだけのシンプルなしくみとなっています。
決して難しいことはありませんので、ぜひチャレンジしてみましょう。