一度読めばまるわかり!FX用語集
レバレッジ
レバレッジとは、「取引会社に証拠金を預け入れることで証拠金の数倍から数百倍の金額での取引ができる」ことを指します。
このレバレッジは、よく「てこ」と表現されています。
資金が少ない場合でも、資金を取引会社に預け入れることでより大きな取引を行うことができるのは、FXの場合、商品売買のように都度の決済が必ずしも必要ではなく、取引で発生した差額のみを決済すればいいため、このような取引が可能となっています。
これが「差金決済」という方法になります。
レバレッジでは持っている資金の数倍から何十倍、何百倍もの取引が可能であるため大幅な利益の可能性がある一方、当然大きな損失の可能性もあります。
取引会社により設定は様々ですが、特に初心者の場合にはまずは数倍程度で始めることが推奨されています。
レバレッジを必要以上に大きくかけなくても十分有利な取引を行うことが可能なのです。
ハイリターンであることと同時にハイリスクである部分に注意がいきがちですが、レバレッジには「ロスカット」と呼ばれるシステムがあります。
これによって、含み損が大きくなると自動的に強制決済となり、基本的に証拠金以上の損失にはならないような仕組みが採られています。
通貨間での金利差で発生するスワップポイントも、レバレッジの分利益が膨らませることが可能です。
ですから、損失に注意しながら為替差益とスワップポイントの両面で利益を広げることが可能です。