一番良く聞くFXの失敗例!損切りのタイミングは超重要!
FXでは、相場の読みがハズレて証拠金がみるみる減っていくのを指をくわえて見ているだけでは、勝てるトレーダーにはなれません。
FXの損失をどこまで抑えられるか、もしくは損失をどこまで許して次へ移行するのか、損失を限定してリスクヘッジできることがFXをやる上での大切な要素のひとつとなります。
そこで、一番よく聞くFXの失敗例、損切りのタイミングについてご紹介したいと思います。
まずは、「損切り」についてです。
損切りとは、「損を承知で決済して取引を終えること」をいいます。
FXだけではありませんが、傷が深くなる前に早めに手を打つことをいいます。
特にFXでは「あともう少しだけ待てば勝てるかも?」と思っているうちにズルズルと損が拡大してしまうのをよく聞きます。
損が拡大して、最終的に手の打ちようがなくなってしまうというのは病気と同じで「悪くなる前に早く手を打つ」、この損切りがFXで利益を上げるために最も大事なこととなるのです。
さて、損切りを実際にするには「ストップ注文」を使いこなす必要があります。
ストップ注文とは、損切りを徹底するために、損をしてもOKな限界点をあらかじめ設定し、それ以上の損失が出た場合は自動的に損切りをおこなってくれる方法をいいます。
では、ストップ注文で損切りするタイミングはいつが良いのでしょうか?
損切りのタイミングは一概には言えませんが、「含み損が15%を超えて損切りするとリカバリーが困難」という説があり、より安全に損失を抑えるのであれば「含み損が5%を超えたら損切り」というタイミングが良いといわれています。
また、トレンドに乗って利益が重なっている間は「読みが当たった!」とその間は損失のことなど考える人もそうはいないでしょう。
しかし相場は何が起こるかわかりませんし、急激なトレンドの反転も珍しいことではありません。
特にデイトレなどの短期売買では、遅くしたトレンドと逆に動いてしまったなど場合に「相場を見誤った」と自覚し、早めに損切りできるかどうかがポイントとなってきます。
このように、損切りのタイミングは「含み損が5%を超えたら」「相場を見誤ったと自覚したら」すぐに行い、早めに損切りすることで損失を最小限に抑えることが大切となります。