一度読めばまるわかり!FX用語集
証拠金
FXにおける証拠金とは、FXの口座開設時に取引業者に預け入れた担保金のことをいい、この担保金のことを「証拠金」「保証金」などと呼んでいます。
証拠金には必要最低額が設けられていますが、金額はFXの取引業者や取引する通貨によっても異なります。
多くの取引業者では、証拠金の必要最低額は「取引する額の2%〜5%」に設定されおり、またこの設定額を必要証拠金といいます。
例えば、1ドル100円のレートで1万ドル購入する場合、100万円を取引することになるので、その2%〜5%の金額、つまり2万円〜5万円が必要証拠金となります。
通常、FXで実際に取引している金額に対する証拠金の割合を証拠金維持率といい、証拠金維持率が一定の額(概ね50%)を下回った場合のロスカットなどの強制執行を避けるためにも、証拠金を追加するなどの対応が必要となります。
ロスカットの執行は非常に損失も大きく、様々な面でも重いものとなります。
FXでは証拠金維持率をきちんとキープし、証拠金に余裕のある取引を心がけることが大切です。